’24 4/19「三体」劉 慈欣 (ハヤカワ文庫SF)を読んで

(ネタばれなし)

中国からすごいSF小説が出たと以前から噂に聞いていて気になってはいたんですが、ハードカバーは手を出しづらく、まして中国語の原書はハードルが高いので控えていましたが、この度文庫版が出たので買って読みました。

話のスケールの大きさがとにかくすごいです。
しかもいろいろ張った伏線をちゃんと回収する圧倒的な構成力。読みながら度々「おおっ」となりました。

ただ基本SFを読みなれていないととっつきにくいところもあり、宇宙や物理の話が自分にとっては長すぎるところがあって「面白かった?」と聞かれたら、「すごく面白かった部分と退屈だった部分とはっきりしていた」というのが正直な感想です。
途中で挫折する人がいても不思議ではありません。
でも、読んだ人の感想が聞きたくてしょうがありません。人によって好き嫌いがはっきり分かれそうな気がします。

今迷っていることがありまして。
全三部(全6巻)あるんです。僕が読んだのは一部。
Ⅱに行くべきか・・・迷っています。
すごく読みたいんですが、、ちょうどフィクションはしばらく控えようかなと思ってたばかりでして。

誰かが背中を押したらスッと読み始めそうですが(チラッ)笑