日本語教育能力検定試験と日本語教員試験の結果発表があり両試験とも不合格でした。
日本語教育能力検定試験は結果を20日(本日)送付としかサイトには書かれていませんでしたが受験番号で合否結果を確認できました。(今年から?)
https://www.jees.or.jp/jltct/result.htm
「JEES 日本語教育能力検定試験 令和6年度結果の概要等」より
応募者数が前年度60%減となっています。日本語教員試験の開始で顕著に受験者数の減少が表れています。合格率としては約30%と大きな違いはありません。
僕はその辺りよく知らないのですが、もしかすると国家資格化するための駆け込み需要があったのかもしれませんが。
一方の日本語教員試験は結局、基礎試験の点数調整が入らなかったようです。
基礎・応用の両方の受験者の合格率が約9%・・・・・
一方、基礎免除で応用のみの合格率が約60%
思っていたとおりの結果ですが、基礎試験に点数調整が入らなかったのは、文科省の方針は基礎試験は厳しくするということですよねぇ。
ペーパーだけの合格者ではなく経験者や実際に日本語教師を志望する受験者を重視するという考えだとしてそれ自体はとてもよく理解できます。目指しているのは実際に日本語教師になる人(目指す人)の能力水準を安定化させるということでしょうから。
ただ、「基礎」試験の合格基準点を80%にするというのは、そもそもの考えとしては幅広い範囲の中から基礎的な問題はちゃんと偏りなく網羅しているかを見るため、と読めますが、出てくる問題が「基礎」を越えて重箱の隅を突くと思えるような問題があるのですからよく分からなくなります。。
もし点数調整が入って合格基準点を75%にしたとして、それでも合格率はせいぜい15%ぐらいでしょうし、それならまぁ文科省の目指すところも見えるのですが、合格率9%のままとするのはこの先試験がどうなるのかが見えてきません。
ちなみに、僕の点数は6割で仮に調整が入っても不合格だったので、自分の場合は純粋に実力不足だと自覚しているので悔しさはありません、すいません(笑)
もともとは来年も受けるつもりでしたが、自分には脳のメモリ不足で重箱の隅をつっつくような勉強は勉強時間も合わせたリソース不足で・・・かつ、今後の動向が分からない状態で2万円近くの受験料を考えるとリスキーなので来年は様子見をしようとも現時点では考えています。