よく考えるんですが、もしも日本人の第一外国語が英語でなくて他の外国語なら、多くの人が話せるようになっているんじゃないかと。
私個人でいうと、やり直し英語を始めて20年弱になりますが、20年かけてこれぐらいかとちょっと悲しくなりますね。😅
留学・遊学を1年もすればペラペラ、誰もが最初はそう期待すると思うんですが、実際は1年ぐらいでは聞けない話せない人が多いと思います。
なぜか・・・
日本人(日本語話者)にとって英語のリスニングが難しすぎることが第一の原因だと思っています。
まずリスニングが難しすぎるので、聞くことから言語を学習することが難しいのです。
例えば、ヨーロッパでいうとイギリス以外の人でも、さほど勉強をしていなくても英語をある程度は使えます。これは「聞きとれる」ことが大きいからだと思います。
私の場合、確かにメソッドに沿ってちゃんと学習してきた訳ではありませんが、20年かけてもこんなに聞き取れない??と思います。
じゃあもしも中国語に20年かけたら、かなりリスニングができている自信があります。また少しだけ韓国語とスペイン語も勉強してみたことがありますが、2言語とも聞き取りに苦労しそうな感じがありません。
サッカーの中田英寿や、亀田兄弟の一人が、それぞれイタリア語やスペイン語を流ちょうに会話しているのは聞き取りやすい言語だからだと思います。
じゃあ、ここで何が言いたいかをまとめますと、
1.リスニングに関しては(できるだけ)若いうちにトレーニングした方がいい
2.聞き流しではなく、ディクテーションのようなトレーニングを地道に続ける
3.英語に行き詰ったら第二外国語を勉強して、外国語を聞き取る感覚をつかむのもいい